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松山でアウトドアと園芸&研究

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カヤック漕いだり山登ったり 最近はまった庭弄り    本業は教育と研究ですが。

ノルマ

ノルマ=課せられる職務上の達成目標。

中学の同級生が高卒後、大手電器店に就職。営業職として課せられる販売ノルマ。達成できない場合、給与査定に加え、全職員の前での長時間の叱責。店頭で飛び込みの客に売ろうとしても手柄は上司にとられる。ノルマを達成できるか否か、天国と地獄。達成できればボーナスアップにつながるし、達成できなければ叱責。

結局どうするか、人脈をたどっての営業になる。学校の同級生の友達は稼ぎがないのでとても無理。結局、親族に買ってもらうことになる。

しかし、最初の数年はそれで回したとしても、やがて飽和。で、結局ノルマを達成できず、社内での退職圧力がどんどん増して自主退職に。これが典型的な営業職の会社における役割。これって、電器店に限らない。保険なんかもそう。ノルマ達成を自らの営業力で成し遂げる一部の人間が会社に残って猛烈社員として後進にノルマを押し付ける。

そんなことがあったりしたので、学生さんにはそういった職に就くリスクについて、よく話すのだけれど。いわゆるブラック企業といわれてるものと紙一重ですから。で、実は銀行もそうだったという話。就職してまだ10日足らず。与えられたノルマが、新規口座開設○口、クレジットカード契約○口、給与振り込み指定○口、定期預金○円・・・

達成できないと、叱責、泣いても許されない企業社会。

銀行の就職も決して楽な世界じゃない。新入社員はノルマ達成のために親族、友人、それこそあちこちに声をかける。可能な範囲で頑張って、でノルマ達成できなくなって、数年してやめる。銀行は新人採用をどんどん続ける。本人も親も地方とはいえ銀行に就職決まれば喜ぶけれど、採用する新人は持っている人脈分の顧客を集めてくれる使い捨て営業社員というわけ。入社数年の新人は、社内で厳しい叱責を受け、居場所がなくなれば労働争議などやらずに簡単にやめていく。

華やかな内定・就職の裏にはこういった実態があったりする。

でも、これって逆効果じゃないかな。

身内の首切った銀行の口座、いつまでも置いとかない。サッサと解約される。なので、次の顧客探しが必要。という負の連鎖。
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by river_paddling | 2010-04-10 19:01 | 大学での事