ブログトップ

松山でアウトドアと園芸&研究

paddler.exblog.jp

カヤック漕いだり山登ったり 最近はまった庭弄り    本業は教育と研究ですが。

ミクロの世界を観察する

ふと思いついて、1cmマクロ撮影のできるデジカメで撮影した写真。
f0115851_20485333.jpg
さて、何の写真でしょう?





















答えは、携帯電話の液晶表示部でした。

最近の大学はサービス精神旺盛です。高大連携といって、高校生の課題研究の受け入れなんてのもやっています。こういった仕事は、「断れない人」にまわってきます。

とりあえず、ミクロの世界をかんさつする、ということで、LABの電子顕微鏡やら光学顕微鏡やら、色々あるのを使って、身近にあるものを拡大観察する、なんていうお題で、課題研究の計画を立ててもらうために、いくつか観察して面白そうなものの観察実演をやってみました。

実体顕微鏡 携帯カメラの液晶 表示ピッチがモデルごとに異なるのを、生徒の持つ携帯を題材に拡大画像をPCに取り込んで計測して確認する

液晶モニターって、赤青緑の光の三原色が縦横ならんで、適宜透過する光の量を調整して色を出しています。人間の目の分解能以下になると、個別の色を識別できなくなって、合成された色を認識するわけですね。上の写真は、通常のデジカメでのマクロ撮影ですが、ピッチサイズはともかく、いちおう、個別の色の点に分解することはできました。

その他の観察対象は。

ハエとか、ダンゴムシとか、葉っぱの裏とか、紙とか、布とか、結構拡大して表示される絵って説得力を持っています。金属中の成長の様子を拡大してみる、なんてのもやりました。

液体窒素を使う体験実験なども通じて、実験を楽しく、のモットーの下で、初回は軽く。二回目以降は勉強もしつつの難しさがあります。さて、生徒たちはどんな研究計画を立ててくるでしょうか? 楽しみ半分、不安半分です。ゴキブリ観察とかちょっと勘弁だし、それぞれの機器に得意不得意がありますからね。
[PR]
by river_paddling | 2010-05-09 21:01 | 大学での事