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松山でアウトドアと園芸&研究

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カヤック漕いだり山登ったり 最近はまった庭弄り    本業は教育と研究ですが。

北海道

今週は、学会で四日間の北海道出張でした。

北海道は十代の頃からよく長期滞在旅行をしていました。夏の山登りと貧乏旅行で1ヶ月、バイクで周って一ヶ月、冬も二回2週間以上の旅行をしてますし、住んだことのある地域以外では多分最も滞在期間が長い場所になっていると思います。それでも、今回の学会出張の前はいつだったかと思い出すと、博士課程の学生時代にまで遡ることに気付きちょっと愕然。

最近は、博士課程進学者も増えて、学位を取得してもなかなか大学で教育研究職に付く事は難しくなっています。結果、学位取得後任期付の研究員をしながら職探しをするのが当たり前に。それでも定職に就ける保証は無く、新聞などでも「博士余り」何ていわれて問題化しています。

私が学生の頃は、大学院重点化の走りの頃で、まだ博士課程を中退して教育職に就くケースがあたりまえでした。そんななか、普通に博士課程の学生をやって、装置の設定やデータ解析のプログラミングで四苦八苦して研究の進展が滞りがちだった時の学会発表。同期で、既に教育職に就いていた人、学生でも成果が次々に出て順調の人、修士を出て企業に就職し学会に参加してる人、周りのみんなが輝いて見える、そうした人の中で、未だに稼ぎも無く借金(奨学金)だけが膨れ上がる将来のあてもない自分の状況に嫌でも直面せざるを得なかった、そんな頃だったなあ、とほろ苦く思い出し。

それでも、根が楽天的だったのか、当時は研究の過程で出てくる苦労を楽しんでいたかな。装置が無事に動いてデータの解析もできるようになると、その先はルーチンワークになってモチベーションが下がったりもしたし。

あ、ちなみに学会の後、大学に戻る前ちょっとした小旅行をしたのは内緒の話にしなくてはいけない?最近は色々とうるさいですからね。まあ、10年以上も昔の学生時代のことはそんなうるさく言わないでもいいんじゃないかとも思いつつ。

話し戻って、今回の出張の目的は、といえば、前任地の学生の発表を後押しすること、最近の研究動向をさぐること。学生も就職先も決まったM2と研究の順調なM1、横で適当にチャチャ入れるだけでもいいという、ある意味、お気楽な出張ともいえますね。

北海道は9月中旬も過ぎるとなかなか涼しく、快適に過ごせます。そして夜はおいしい海の幸を堪能。北海道で学会があると参加者が増えるという話をよく聞きますが、学会ついでの食事が楽しみなんですよね。人によっては前後に休みを入れたり、会期中、中抜けしたりして観光も堪能してるようですが、・・・私は結構まじめに会場に出向いては健気に質問などしてました。若い発表者でてっきり学生だろうと思っていたら、後で成り立て教員だと聞いたり、大学教員も10年もやってると、どんどん若い世代が教員についています。そして、学会をリードしていた教授も気付けば引退。

などと、とりとめもなく。

ぼちぼち後期の準備を始めないといけないなあ。
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by river_paddling | 2007-09-22 13:27 | 出張