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松山でアウトドアと園芸&研究

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カヤック漕いだり山登ったり 最近はまった庭弄り    本業は教育と研究ですが。

カテゴリ:大学での事( 79 )

職場のパソコンの調子が悪くなった。見直してみると、ちょうど4年使っていたことになる。4年間特にトラブルもなく使い続けて、現状でそれほどのストレス無し。どうもVISTAはいい話きかないし、家のパソコンはVISTAだけどメモリ食いではっきり言ってVISTAのメリットないし。研究室のパソコンはすべてXPなので自分のだけバージョン変えると何かと面倒。

ということで、再インストールすることにした。データのバックアップ取って、インストール開始。修復でどつぼにはまって、結局完全に上書きインストール。ついでなので、HDも完全にフォーマットしなおすことにした。もちろん、データのパーティションは触らないけれど。

WINDOWSを入れなおして、UPDATEして、大学のサイトライセンスのセキュリティーソフト入れて、プリンタドライバを入れる。ついでにofficeを2000から2007にバージョンアップ。研究室の他のパソコンのofficeは2003に統一してるので、時々不便だけど、バージョンアップで不安定になるのが厭で、ずっと2000のまま使っていた。研究室内で統一するために2003にすべきか迷ったけど、事務連絡が最近2007形式のファイルで届くようになって、読めなくなってる。指示メールの雑用回避の口実に使えるけど、重要メールの伝達が漏れるのが怖い。しかたなく2007にした。

あとはacrobatの最新readerと標準品を入れて、いくつかのシェアウェアを入れる。残念ながら、シェアウェアの登録キーが紛失していて登録できないソフトがいくつか。10年来使ってるソフトだけど、この際あきらめて別のソフトを入れるのも一興か。

フォトレタッチソフトをどうするか。Photoshopは重いし、千葉に置いてきてしまったし、仕事ではそれほどゴリゴリやることはないから、Photoshopははっきり言って見栄でしかなかった。たぶん、オンラインソフトのフリーのものでも仕事用途でも十分なのだ。



インストールしなおして思う。
4年ずいぶん同じパソコンを使い続けたけど、特にストレスないし、学生のパソコンと比べてもそん色ない。今までは、2,3年をめどに買い替えしてた気がする。曖昧な記憶だけど

1992 NEC PC9801NS/E HD付きで確か30マン近く、メモリ買ってHD容量増やして、何か結構投資したなあ
1994 NEC PC9801NS/A 研究のデータ処理に必要で、メモリにコプロも買って、これもいい投資だった
1996 Fujitsu ?? WINDOS95 P75 D論仕上げてWINに興味持って買った
1998 canon note P233 ここまでが自腹で買った仕事用
2000 sotec laptop cel.700/MEM128 WIN Me 職場で購入
2002 faith DT cel1.3/MEM256 WIN Me
2005 Dell DT P4 3.2/MEM1G WIN XP

こんな感じ。千葉大では古いパソコンは学生用に回して、新しく買ったパソコンを教員が使う、みたいな感じだった。学生は結構遅いパソコンをあまり文句も言わずに使っていて、2006年でも、学部生にはまだMEやWIN98SEのパソコンを使わせていた。さすがに院生には全員XPを使わせていたけれど。

愛媛では、全学生のパソコンが学部生含めてXPないしは2000、家庭のパソコンが高機能化してるから、ちょっとのことでも遅いと文句が出てくる。贅沢な時代になったもの。


それでも自分のパソコンは当面はこのまま使い続けるつもり。
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by river_paddling | 2009-04-18 19:48 | 大学での事
3月19日、古い友人が来訪。
3月20日、ホテルでランチバイキング、夕方居酒屋で軽く。
3月21日、K'sカフェでランチ、夕方は半self式うどん屋さん。
3月22日、昼コンビニでお好み焼き、

問題はここから。大学で来年度ガイダンスがらみの仕事をしようと思ったが、ちょっと体調が変。寒気がするし、頭が重い。風邪ひいたかねえ?と思って、早めに帰宅。熱っぽいのでビール500×2とパンで体を冷やしつつ軽い夕食。寝てすぐ、吐き気で目が覚め、危機一髪トイレに駆け込み。全て戻して、アルコール飲み過ぎたかなあ?位の意識。ついでに下痢。風邪がお腹に来たか?、位の意識。

3月23日、朝から寒気がする。昼から重要な会議なので暖房器具を寄せて我慢するけど、どんどんひどくなる。会議前の体温計の指示値39.2℃。39℃越えたの久しぶりだなあ。とのんびりできるはずもなく、朦朧とした意識で会議に参加して、修了後すぐ帰宅。とりあえず厚着して布団にくるまる。下痢はあいかわらず。

3月24日、下痢は相変わらずだが、熱はすっと下がって36.8℃。微熱程度か。卒業式なので久しぶりのスーツで大学へ。写真撮影などやって賑やかにしてる時、他の教員や学生に似た症状が出ていることを知り。

症状の確認。下痢が主症状で+最初の嘔吐と発熱。そういえばノロウィルスってのが数年前にうちの大学でもはやっていた。まさか?ネットで症状を確認するとどうもそれらしいような?冗談まじりで「ノロウィルスかも」などと言いつつ、一通りの仕事をこなしてさっさと帰宅。家で少し調べると、結構感染しやすいらしい。うつしたかなあ、大量感染で学会会場で学生がみんなトイレの前で泣きそうに行列という事態が脳裏によぎりちょっと欝。それでも自分を直さないことにははじまらない。

3月25日、ノロウィルスとして、積極的治療法は無いとのネット情報、感染性が高いから一日家で様子を見ることに。1時間に一度お腹がぎゅっと痛くなってトイレに、を繰り返しつつ一日を過ごす。夕方から便に血の色がついてくる。本当にノロウィルスか?悪い病気の可能性は?更に調べると同じような症状の出る感染性の胃腸炎が色々あることがわかる。

3月26日、症状が変らず、朝一で職場近くの病院へ。本来は開業医院を探して行くほうが現在の医療危機からするといいのだろうけど、職場から歩いていける距離だしね。待ち時間の間に、医師に説明するための自覚症状の経緯とか食べたものとかをメモ。



医師の診断。「感染性の腸炎でしょう」。さらに「鳥の生肉食べた?」yes「カンピロバクターかな」メモメモ。その後の血液検査・まだこれでは細菌性かウィルス性かは特定できない。便の培養検査で原因が確定するのが1週間後。とりあえず人-人感染を心配しなくてもいい、下痢と付き合いながらでも通常の仕事をして大丈夫そうということを聞いて、安心して職場へ。

薬をどっさりもらってきた。一日分の薬は三食の食後なので3回分。日ごろ二食が日常の自分にとっては、一週間分のお薬は10日分のお薬になるのだ。



あー、ちなみに現在、「カンピロバクター」の可能性大、原因は居酒屋で食した「鶏モモタタキ」と推定。改めて検索してみると

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/campylo/report2a.html
カンピロバクターは鶏の消化管内に比較的高い率で生息していますが、鶏にとっては病原菌ではないため、カンピロバクターを保菌する鶏は食鳥検査では排除されません。一般的な食鳥処理場は、短時間にたくさんの鶏を処理するため、鶏の消化管にいたカンピロバクターが鶏肉に付着してしまうことがあるのです。
鶏の消化管には様々な菌が生息しており、通常の処理方法で無菌的に大量の鶏肉を処理することは難しいのが実状です。
流通している鶏肉の4割から6割にカンピロバクターが付着していました
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鶏肉タタキ、結構やばいメニューってことか? 一緒に食べた友人に早速電話してみたけど、彼は大丈夫だったとか。胃腸の丈夫さの違いか?

さて、培養検査の結果やいかに?
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by river_paddling | 2009-03-26 14:53 | 大学での事
先月の記事で挙げたTPR(昇温還元)装置の作製について、とりあえず完成。

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全体像。まずパソコンのディスプレイをサイドのサイコロキャリアに乗せることで実験台上のスペースを確保。アングルで20cmほどの高さまで持ち上げて配管を設置。

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正面から見たところ。左のボンベから出てきたガスが、レギュレータ、流量計を通ってTCDの参照側に。TCDはキムワイプの箱の中に断熱材としてグラスウールを詰めて設置。見た目が悪いのはご愛嬌。1/8inchから6mmに径を変えて電気炉内のシリカガラス管に詰めたサンプルを通って、管径を1/8inchに落とし、シリカゲルを詰めたトラップに入り、TCDの試料側へ。最終的に石鹸膜流量計を通過して系外排気。

まだ排気経路とって無いので垂れ流しだけど、流量20ml/minなので水素の室内放出量は2ml/min。1時間に120ml。換気速度が時間に1回と考えると、部屋の容積からすると十分安全な範囲。将来的には排気系もきっちり取る予定だけど、試験的にはこれでOK。

電気炉は温調にソリッドステートリレーをつけて、昇温速度10K/minで制御し、室温から900℃まで。その間に還元して消費される水素の量をTCDで検出し、温度上昇による還元挙動を観察するというしくみ。

TCDにはアングルの下の安定化電源で電圧をかけて電流を流し、ホイートストンブリッジ間の電圧をマルチメータで読み取る。読み取った電圧はUSBケーブルをかまして、パソコンに取り込み。EXCELのマクロでデータ読み込みを行う。

動作試験をしたところ、意外に高いベースライン安定性とシグナル強度でTPRプロファイルを取得可能。
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青がCuの還元、赤が別のあるサンプルの還元による水素消費量に対応。問題は赤の試料、外部で評価してもらった結果(黒)とあわせると温度との対応が今一。依頼先がおかしい可能性もあるので、確認中。

改善事項がまだいくつか。
1.電気炉の横からの輻射が結構ある。シリカガラスにセラミックリボンを巻くなりして輻射を止める必要がある。
2.シリカゲルトラップで水をきゅうしゅうするのだけど、ちょっとボリュームが大きいのとガス流のデッド部ができている。試料温度と検出の時間差ができ、またピークの切れが悪くなるので改善を要す。
3.温調系配線の整理。
4.流量計のフロートの動きに引っ掛かりが生じて、振動を与えないと動かない場合がある。ゴミが詰まった?
5.温調の昇温速度が設定より若干ずれている? オプションでくっつく簡易プログラミング機能なので、それほどの精度が無いのか?
6・EXCELでデータを取り込む時の時間間隔が揺らいでいる感じで少し不安定。

5と6は、温度モニターデータを取り込まずに、昇温プログラムとデータ取り込み時間の関係から温度-TCD出力の関係を得ようと思っていたので誤差の要因になりえる。どれだけ問題が生じるのか、きっちり追いかける必要がある。
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by river_paddling | 2009-03-13 20:48 | 大学での事
たまには、備忘録的に研究のことでも。

予算とって出来合いの装置を買ってくるより、自分で一から組み上げていく方が楽しい。自分が作った装置が出してくれるデータは出来合いの装置の出すデータより愛着がわく。昔は、そんな研究者が多かったように思います。最近は、すぐに成果を求められるから、そういった研究のプロセスって軽視される傾向があるけれど、装置を組むってことは重視していきたい。一緒に装置組みをやる学生にも、講義だけじゃ伝わらない何かを伝えることができるような気がするし。

とりあえず、今年度作ったのが、触媒反応装置。ガスラインを取って、流量制御できるようにレギュレータと流量計をつけて、原料供給システムと反応液回収トラップをつけた反応管を管状炉にさして、温調つけるだけのシンプルな構成だけど、アングルカットから始まって櫓を組んで装置を組んでいく、一部始終を学生と一緒にやった。

現在作っているのは、TPR(昇温還元)装置。
果たして、今年度予算の余りで組むことができるか?
まず、TCD(熱伝導度検出器)が必要。30年前の研究者はここから自分で作っていたらしいけど、さすがにそれは無理。色々調べていたら、某社のガスクロの補修部品が使えそうな感じで発注。技術資料もいくらかもらって、装置組を始める。

反応装置と比べると、ガスラインと温調が必要なのは同じだけど、TCD制御系と検出系の電気回路が必要。ガスラインもTCDのシグナル安定のために流量の安定が必要。

ガスラインは、通常のレギュレータの下流に二次レギュレータをかましてニードルバルブ付き流量計。レギュレータの出口は3mmのステンレス管。流量計は1/8inch-SL対応なので、二次レギュレータには、in側は3mmのSL、out側1/8のSLという構成に。両者直径にほとんど誤差程度の差しかなくて、学生とどっちだっけ?などとやりながら、それでも無事組み立て。ガスを流すと20ml/minの流量で驚くほど安定している。反応装置のシリコンチューブ+とりあえずストップバルブに比べるとだいぶまし。やっぱステンレス配管とニードルバルブ使わにゃーってことか。

TCD制御系は、不要物品の再利用で昔確保した直流安定化電源。検出系は、USBインターフェース付きのマルチメータを購入しUSBを介してパソコンにデータを取り込むことにする。

パソコンは5万5千円でよさげなノートがあったけど、買ったのは学生のデスクワーク用に取り上げられてしまい、装置制御には、古い速度の遅いお古の大きいデスクトップパソコンが回ってくる。LCDも微妙なのがあったので、結局CRTつなげて、さらにでけー、と思いつつ、さっそくネットで落としたドライバを入れてマルチメータにつないで見る。安定化電源の出力をマルチメータを介してパソコンに取り込むってのをテスト的にやってみると、正常動作。当初は壊れた機器のACアダプタ使うことも考えていたけど、やっぱ安定化電源の電流・電圧値の安定性は凄い。意外と良いシステムに組みあがるかもしれない?

こっから先はTCDに電流流して信号を検出するってのをやるのだけど、ガスライン系のジョイントがまだ届いていない。ガスを流さずにTCDに電流流すとフィラメント切れちゃうから現状できる作業はここまで。
温調と電気炉も注文中。
来週には一通りの器具がそろって、ある程度の形に組み上げることができそう。

それでも、狭い机の上に、古い大きいデスクトップパソコンにいまやほとんど見ることのないCRT。その横にちょっとした大きさのマルチメータと直流電源が載って、ガスのレギュレータやら流量計やら。これにTCDつなげて電気炉に試料層を設置して、ってことになるのだけど。装置てんこ盛りに加えてTCDの断熱考えると電気炉の置き場所も問題になるし、どんな出来上がりになるのか、イメージが余りわかない。もっとスマートに行きたいけどね。
ここら辺が、ありあわせのもの使って装置を組むのと、出来合いのものでやるのとの違い。やっぱ出来合いのものはコンパクトに仕上がってるから。いやいや、パソコンがでかいのが全ての元凶かも?

とりあえず費用
TCD検出器 9万5千円
マルチメータ 7万7千円
パソコン 5万5千円 (学生使用パソコンの更新を兼ねて)
H2/N2ガス 2万円
流量計 5万円
レギュレータ 2万円
電気炉 14万円
温調とSSR 1万7千円
他に配管系小物とか、ステンレス管とか。やっぱ40万円を越えたかぁ。それでも有り合わせで流用したものがあるから、まだこの額で収まってるとも言える?安定化電源も普通に買うと結構高いからねえ。
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by river_paddling | 2009-02-26 18:36 | 大学での事
女子学生のいる場では教員も義理チョコの対象となります。一ヵ月後、くれた人にだけ返すのも差別してるようだし、どの程度のお礼をするのか難しいんですけどね。

今年三年生の三人組から受け取ったのは遊び心満載でした。
○○ノミカタ医院の「のみぐすり」の紙袋をわざわざ作って、処方箋のように色々と書いてある。適応症状が「小テスト出したい病」とか、ようここまで考え付くな、と。

「開けるな危険」と書いた紙包。横には「放置するな危険」。さらに横には「捨てるな危険」。裏には手書きのドクロマーク。
どうしろと?

とりあえず、平和に日々過ぎていきます。
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by river_paddling | 2009-02-19 18:29 | 大学での事
新聞社の無作為抽出の世論調査で結果が新聞社により全然違うことがあります。何故そんなことが起こるのか、ある一つの事例を元に解説してみましょう。

ここから先は、架空のお話です。

ある大学でAという教材の利用を始めました。Aという教材の利用の実態を調査するためにアンケートを行いました。

B教員の講義で行ったアンケートの結果は?
同じ母集団の学生に対して、「学習内容の理解にAという教材が役立ったか」の設問の解答が
前期では
とても役に立った12%、多少役に立った65%、余り役に立たなかった20%、全然役に立たなかった4%。
後期では
とても役に立った57%、多少役に立った40%、余り役に立たなかった3%、全然役に立たなかった0%。

と、飛躍的に評価が向上しました。

さて、この理由は?
1.前期ではAという教材の利用をほとんどせず、後期の講義ではAという教材の有効利用を進めた。
2.1年を通して、教員が学生の心をつかんで、いいアンケート結果をもらえるようになった。
3.アンケートの設問を工夫した。



タイトルにもあるように、答えは「3.アンケートの設問を工夫した。」です。
実際、A教材の利用頻度は前期も後期も同じだったそうです。
学生との距離感は、こうしたアンケートにどれほど影響を与えるのかよくわかりませんが、後期の方が、多少有利かもしれません。

それでは、どんなアンケート設問にすると、こういった結果が得られるのでしょうか?
まず、設問自体は変えていません。変ったのは設問の流れです。

前期のアンケート調査では

I.あなたは、この授業のA教材をどの程度利用しましたか。
1.良く行った、2.時々行った、3.あまり行わなかった、4.全く行わなかった

II.この授業のA教材は、学習内容の理解に役立ちましたか。
1.とても役立った、2.多少役立った、3.あまり役立たなかった、4.全く役立たなかった


といった設問でアンケートが行われました。

後期のアンケート調査では

I.あなたは、この授業のA教材の利用者登録をしましたか。
1.はい、2.いいえ
II.(IでYesの場合)具体的に、どのような目的で利用しましたか。(複数回答可)
1.定期試験勉強、2.小テスト対策、3.課題・レポート提出のための勉強、4.日常的講義の復習、5.登録したが利用しなかった、6.その他(           )
III.(IでYesの場合)この授業のA教材は、学習内容の理解に役立ちましたか。
1.とても役立った、2.多少役立った、3.あまり役立たなかった、4.全く役立たなかった


といった設問に変更しました。

アンケート評価が向上させるポイントは二つです。
一つ目は回答者を「A教材を利用した学生」に限定したこと。教材を利用していなければ、「A教材は、学習内容の理解に役立」つはずありません。つまり、回答者を限定することで、マイナス評価の回答のみを選択的に無くすことが可能になります。

二つ目は案外見落としがちなのですが、設問の流れです。「どの目的で利用したか?」と問い、選択肢を複数挙げれば、「確かにA教材をあの時利用したな」とか「そういえば今度の試験に利用してみよう」とか、A教材に対して「使った」というプラスの心理を学生に持たすことができます。その上で、「学習内容の理解にAという教材が役立ったか」という設問をすれば、学生のプラス心理に乗っかって、高評価を引き出せる可能性が高くなります。

逆に前期のように「どの程度利用したか」と問うと、全15回の講義で使ったのは数回、「あまり使っていない」というマイナス心理を持たすことになってしまいます。当然「あまり使ってない」から「役立ってない」という印象の流れから、低評価を引き出してしまう、ということです。

一つ目の効果だけなら、マイナス評価を減らせても、プラス評価を増やすことにはなりません。とても役に立った12%から57%への向上は、もちろん学生と教員の関係改善とか、学生のA教材利用に対する慣れとか、別の要因も多少は効いているにしろ、ちょっとした設問の工夫でこれだけコントロールできるということになります。

世論調査も同じ原理が働きます。
「○○総理を支持しますか」の設問の前に、○○総理が具体的にどのような政策を進めてきたのか、プラスイメージを持たす何かがある場合、マイナスイメージを持たす何かがある場合、数十%の支持率の差を生み出す可能性があるということです。

これを余り露骨にやって、「法の改悪に賛成しますか?」とやると真理的反発くらって、逆に結果が悪くなったり、アンケート結果報道の後で世論誘導と叩かれることになりますが、自然な形での印象操作、心理誘導というのは、世論を作って社説につなげるとかの目的では普通にありそうです。
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by river_paddling | 2009-01-22 19:43 | 大学での事
異動して二年もたつとあちこちから勧誘電話がかかってきます。個人情報はある程度公表せねばならない職種なので、WEB情報を見ながらかけてくる奴もいるようで。

勧誘電話の撃退法は?
常に留守電にしておく、って先生いらっしゃいますね。要件を切り出された内容で出るかどうかを決めるらしい。もしくは「●●です。・・・・・・・・。ただいま留守にしております」の・・・・の間に喋る相手の声で、だれからかかってきたか見当つけるとか。

留守電設定できない電話だと? 忙しい時に電話にでて、それが勧誘電話だと本当に腹が立つのですが。まともな営業筋だと、個人情報の取り扱いについてチクリとやるだけで引き下がってくれるのだけど、話の通じない相手はどうする?

国民生活センターにはこんな警告まででているし。

マンションの悪質な勧誘販売が増加!
-恐怖を覚えるような強引、脅迫まがいの電話勧誘-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20081009_1.html

うちにも来るけど、この手の手合いを相手にするのは時間の浪費。精神的にもよく無い。

毅然と断れとか何とかアドバイスがあるけど、それで通用する相手なら社会問題にもならないし、誰も苦労しないって。「非常に悪質な勧誘を受けた際、業者名、連絡先がわかる場合は」行政の担当課へ申し出ろとか、も書いていますが。でも、この手の迷惑行為で行政指導を受けたり、逮ーー捕されたりという事例が一回も無いってことが、そうした行為が個人レベルでは何の解決にもならないことを証明している。

ネットの脅迫は証拠が明白だから事実関係は明らか、電話勧誘の場の脅迫行為なんて、証拠がないし、録音とっても行政はいつも及び腰。相手の情報を逐一取って申し出てなんてーのは、現状の行政でははっきりいって時間の無駄。

とはいえ、愚痴ってもいられないので、とりあえずの対策は、というと、これは「無視」しかないのです。

相手が何を喋っても一切返事もしない。否定もしない。相槌もうたない。受話器転がして、パソコン叩いたり、紙をめくる音を聞かせてあげて、遠くから聞こえる苛立ちの声を聞くともなしに聞いていると、そのうち諦めて電話を切ってくれるようです。

電話のベルがなっているのに気付いて隣の部屋から駈けて来た自分の浪費された時間は帰る事はないけれど、少なくともそれ以上のロスは抑えることができる。消費者庁なんてのも、コンニャクメーカー叩くより、こういった勧誘電話叩いた方がはるかに国民の共感を得ることが出来ると思うぞ。行政がやる気を見せて、はじめて国民も情報を上げるようになるというもの。
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by river_paddling | 2008-10-26 19:14 | 大学での事
私の所属している理学部は、数学科が数学の中学、高校教員免許を、他の学科が理科の中学、高校免許を取得できるようなカリキュラムとなっています。モンスターペアレントとか、最近はモンスターチルドレンとか学級崩壊とか、色々とニュースがある中でも、教員志望の学生はむしろ増加傾向にあるような。

昨年もこの話題で記事をあげましたが、今年もこの講義の担当をしました。

化学科以外の教員を希望する学生さんが化学の実験を教えるための基礎、といった位置づけの講義ということになるのでしょうか。例年夏休みの集中開講となり、今年は9月に入っての実施ということになりました。

昨年は履修者が20名ちょっと、TAを付けずに実施出来ましたが、今年は、履修登録で39名。これだけいると一つの部屋で実施するのは難しい。二室でやるなら、TAの応援をお願いする必要があるなあ、と思っていたら、お願いしたかった学生が学会発表準備でてんぱってる。土日一緒に色々やって、さて、月曜日、やっぱりおねがいするのはちょっと気が引ける状況。

幸い、履修者の人数が30名まで減って、なんとか一室で実施できました。それでも30人の他学科の学生に安全に実験をやってもらうのは、結構大変だよ。ま、実験内容は昨年と同じにしたので、キモがどのへんかとかわかってたので、実施についての苦労は少なかったけど。

今年は、ガイダンスの実施も担当になったので、朝の9時から16時過ぎまで学生相手に色々と。久しぶりに声が枯れるまで喋ったよ。最後の後始末が終わったのが、18時近く。準備も含めて結構のしんどさだけど、特別手当が出るわけでもないんだよね。

来年はローテーションでほかの先生にまわすか、一日だけのことだし自分でしょい込むか。それでも、こうやっていろいろと背負い込んでいくとトータルとしてとんでもない負担がのしかかってくるのが現実だし。
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by river_paddling | 2008-09-09 23:32 | 大学での事
伏線
水曜日の講義で一番前に座っていた学生が妙な咳をしていた。どうしたの?と問うと風邪をひいたとのこと。
木曜日は研究室で納涼ビアパーチー。
金曜日は体調を崩した学生がちらほら。2名が早退。飲みすぎ食べ過ぎで体調を崩したなどと冗談半分だったけど・・・どうも自分も喉にちょっと違和感。

土曜日、昨年家さがしでいろいろ回ったところのその後を見にバイクで回ってみる。たいがいは新しい住人が入っていたようで、松山の不動産の売買はそれなりに進んでいる模様。相変わらず売りに出たままの物件もあるようだけど。そのあと研究室に行ったけど体調が悪い。どんどん悪くなる。金曜日早退した学生が微熱があったとの話。風邪をうつされたことにしてさっさと帰り、寝ればいいものを日が陰っていい感じになっていたので、ここ数週間の懸案の花壇拡張に取り組む。ひと仕切りの庭仕事をしてふと気付くと体長最悪。

咳もひどいし洟も出る、こりゃ本格的な夏風邪だな、と。夏風邪が治りにくいのは暑くて温かくしていられないから。寝ていてもつい布団を蹴とばしてしまい寝冷えしてしまう。ということで、布団ではなく厚着をして寝ることにする。

日曜日朝。「本日は予定通り町内の大掃除を行います・・・」の放送が流れてくる。7時から大掃除とのこと。体長は多少はまし。ということで無理に起きて草むしりに。ご近所さんが話すのを聞きながら草むしりに精を出し。その後は家で寝て過ごすがそうそう寝てもいられないので庭の日当たりチェックなど。シェードガーデンと思っていた部分が予想以上に日が当っていることに気づく。夕方だいぶ体調がよくなって散歩をしてると花姉さんから花苗を少々いただいた。

とりあえず拡張した花壇の一角に植えてから何の花だろうと検索してると、グロキシニアと判明。日向はご法度だよ、ということで急きょ掘り上げ鉢植えに。玄関横、ちょうど「日当たり悪いんですよね」とご近所さんと話していたところだったので、そこに移動。ちょっと小さめの鉢しか無かったけど、根はまわってないし多分大丈夫。鉢が貧弱なのは愛嬌。

月曜日、風邪の状態はましになったけど学生にうつすわけにもいかないので、かねて懸案の免許更新のために休暇を取り午後から免許センターへ。

途中見かけた怪しげな看板
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どう見ても二頭身のキャラクター。モナー猫の額に「そば」って張り紙。
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そば猫!って強烈な印象として頭に焼きつく。お店の人ごめんなさい。でも、狙ってるでしょ。でないと、こんなのいっぱい並べないよね。ふつう。




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免許センターは、・・・やっぱり人口の違いか千葉に比べると格段に空いてる。千葉だと受付順で席が埋まると順次講習が始まってたけど、13時~14時の受け付け全部が入りきっても教室に空きがちらほら。行列の並びに鬼気迫るものがなかったのはこのせいか。
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by river_paddling | 2008-07-15 00:22 | 大学での事
研究室の新歓をやって、お開きの時間がちょうどバスの時間。バスで帰ろうとバス停に行って時刻を見ると、ダイヤが変ってる?! 終バスが出た後で仕方がないからタクシーを拾おうとぶらぶら歩くけど、なかなかタクシーが来ない。走行しているうちに山道に入り、家まで歩くことに決めた瞬間、タクシーが立て続けに降りてくる。世の中いつもこんなもの?アルコールも程よく回っての山登り。季節柄それほどしんどくは無かったけど、次からはやっぱりタクシーを使おう。

よってふらふらしながら夜桜など。
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住宅街の入り口の桜と何やら電飾してる建物。
勢いで家の周りの桜見物も。
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同じアングルでも露出で全然イメージの違う写真。桜の色が最初の写真と違うのは、光源の種類の違い。ちなみに手ぶれは酔った勢いということでご勘弁。
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by river_paddling | 2008-04-04 21:03 | 大学での事