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松山でアウトドアと園芸&研究

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カヤック漕いだり山登ったり 最近はまった庭弄り    本業は教育と研究ですが。

カテゴリ:大学での事( 79 )

ようやく一週間がおわりました。という感じ。来週からは学生実験がルーチンになるのと、新入生セミナーが担任ではなく外部講師が担当する週がしばらく続くので、一息つけそうです。いや、研究室の研究指導が本格化しつつあるので、一息つけるのはもう少し先?

大学の講義担当だと、学習指導要領にそって、指定された教科書を使って行えばいい、というわけには行かず、何をどのように教えるか、全て教員の裁量です。昔の大学の講義は結構いいかげんでもなんとかなってましたが、最近は、FDとか、授業アンケートとか、講義の室を問われる時代。初めて担当する講義は特にその準備に手間取ります。学生の理解度がどの程度なのかが見えにくく、難易度の設定にも気を使いますし、こちらの準備の都合でも、1回90分の講義でどの程度進めるのか、の時間配分も手探り状態です。

無機化学I、先週の一回目は少し早く終わったので、今回は学生にも黒板に出てきてもらって考えてもらいながら丁寧に進めていたら、予定まで進みそうになく、区切りのいいところで打ち切り。次回に持ち越したほうが、話のまとまりがいいような気もしていたので、これはこれで、よかったかも。

受講者数、ざっと勘定すると60名強。大学講義室の狭い机に三人がけも結構あって、窮屈だろうなと思いつつ。出席を取らないといけないのですが、出席用に紙を回しても適当に代返する学生がいるし(自分の学生時代は少なくともそう)、そもそもまだ受講者名簿をまだもらってません。先週は仮登録であえて出席なしにしてみましたが、今週位からはそうもいかないだろうということで、レポートの課題を出して、提出を持って出席確認とする、という方針にして見ました。欠席者もレポート課題を確認すれば提出できるわけで、本当の意味での出席確認にはなりませんが、代返をゆるさない出席確認って結構時間がかかるので。

学生からは、レポート出しますといったとたん、「え~っ!」のアラシでしたが、最初のレポートだから甘めの課題。15回の講義、90分みなし2時間で30時間の受講+予習復習60時間で2単位という勘定ですから、復習のためにも講義内容理解のためのレポート課題は必須でもあるのですよね。

しかし金曜日午後の講義は、一週間が終わった!、という実感が強く湧きます(^^;)。
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by river_paddling | 2007-04-20 21:55 | 大学での事
今年度の前期担当の講義の1回目を全ての講義で終えました。

1年生向 新入生セミナー
担任として学生同士の人間関係を作る手助けをすること、大学で学ぶ意義と方法を早い段階で伝えて、目的意識を持って講義に臨むよう伝えること。一回目のつかみが結構重要になるので、色々と戦略を練って行きましたが、まあ、成功した方かな、といった手ごたえ。キャラの立つ学生が数人いると一気に盛り上がります。10人ちょっとの学生が相手なので、講義室ではなく、向かい合って座れるような場所がよかったなあ、と思っていたら、学生からのアンケートにも早速指摘が。鋭い!

2年生向 無機化学I
こちらも最初のつかみが重要、話は飛び飛びでも(学生時代の恩師の講義のようだったかも)無機化学の魅力を伝えることを第一の目標として。学生の方は、・・・結構ノートとってたみたいだし、比較的真剣に聞いていた模様。目測50人以上の大人数講義なので、後ろの方に座ってた学生がどうだったかまでは把握できませんが。

3年生向 化学実験(物性化学)
所謂学生実験、昨年度、2年生で受講していた無機化学の講義内容が、実験内容と結構外れるため、ちょっとしんどいかな、と思いつつも、無機化学に興味を持ってもらえるような新しいテーマを二つ導入。とりあえずガイダンスが終わったところ。学生がどの程度の理解を示しながら実験をしてくれるか、今後が楽しみ。

大学院向 無機固体化学特論
こちらは昨年後期に行った内容を新しく進学したM1相手に行うので、昨年の講義資料が流用できてる分まだ楽。学生の顔と名前も昨年度の卒論発表聞いてだいたい把握できてるし。昨年は受講者が少なくて、自分の研究室でコーヒー飲みながら雑談を交えて進めたけど、今年は受講者が結構多いので、どうやって進めていくか、ちょっと工夫がいるかも。

実験4コマと講義3コマ、後半にはもう一コマ担当が回ってくるので、結構大変です。
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by river_paddling | 2007-04-16 21:14 | 大学での事
建物の改修が終わり、3月下旬、従来の仮住まいから本来の場所に研究室の場所を動きました。また、3月下旬に千葉から分析装置や実験装置などなどを持ってきました。休暇を取って車で千葉まで行き、引越準備。千葉では4階からクレーンで吊り出してなにやらでっかいトラックに積み込んで、トラックと相前後して松山に戻って、次の日には松山で積み下ろし。結構しんどかったけど、そして搬入場所はまだ、水道や電気設備の工事の最中でギリギリのスケジュールでしたが、無事に終了しました。

同時に学会参加が3っつ。流石に忙しい毎日で、荷物の片付けもほとんど済まない状態で新年度を迎えましたが、二日から学生さんも協力してくれて、順調に片付けが進行中。

片付けの傍らで、今年度から行う予定の三年生向け実験の新しいテーマ分について、予備実験を学生さんと一緒に行っています。昨年まで行っていた実験も一部継続予定ですが、私の担当する分野の面白さを学生に感じ取ってもらうべく、学生時代、そして千葉で行っていた実験から興味深いものをピックアップして、必要な器具を研究室から流用して、こちらでも行うことにしました。

とりあえず予備実験を実施してみると、細かいノウハウとか、様々な部分で実験テキストの修正の必要な部分ができてきます。そうした試行錯誤も含みつつ、新配属の学生も含め、ワイワイと実験を進めています。

来週には研究室の研究のための実験も再開できそうです。新配属の学生さんにもテーマを与えて研究に取り組んでもらえるかな。しかし、教員は講義の準備に加え、論文の手直しとか、著者校正とか、その他諸々の雑用が降ってきて、なかなか忙しい日が続きそう。何か重要な仕事をすっぽかすようなことをしてないか、若干不安だったり。
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by river_paddling | 2007-04-04 21:14 | 大学での事
現在、3年間で○千万円単位の研究助成をとある助成機関から受けています。予算計上できる物品に関しては細かい制約はありますが、成果については研究者に帰属という、所謂付きではない助成で、初めての高額助成ということもあって、張り切って集中して研究を進めているわけです。

12月で2年目が終わり、報告書を助成期間に提出。某都の西北の大学で不正経理で辞職となった女性研究者、その影響は各所に広がっており、報告書にも大学の収支簿の添付を義務付けられ。不正はしてないはずですが、学生を千葉出張に同行したのが、規定違反ということを指摘され一生懸命理由を説明する羽目に。さらに、流れで、会計に関するヒアリングをしたい、とのこと。

年度末の忙しい時期に、事務方は大騒動となりました。上の出張については何とか認めてもらい、他にも特に支出に関して問題が無かったのですが、改めて、外部の人間が経理関係の書類をひっくり返してチェックするのを横で見るのは結構緊張します。

マニュアルの文面に関して理解の違いから何点か指摘は受けたものの、結果的には、なかなか素晴らしい予算管理をしているということを褒められ、支出に関しても特に問題は無く、事務方も一安心の模様。私も、問題ない研究費使用をしていることを確認してもらって改めて一安心。しかし、年度末にやるのはなかなか酷でした。

会計ヒアリングの後は、研究進捗に関するヒアリング。幸い、半年前の中間評価で高評価を頂きましたし、その後も研究が順調に続いておりますので、こちらはにこやかに話を進めました。その後、今年で助成が終了となる先に、この助成機関からどのような助成を受けるプランがあるか色々な選択肢についての説明を受けました。

複数の会社と研究グループを組んで大型研究のマネージメントなどという話もでてきましたが、若輩者にはとてもとても。この助成、3年間の後、高評価を受けて継続を希望した場合、+2年○千万円という選択肢もあるらしいのですが、ここらへんの事情も色々と教えてもらいました。

最後はヘタヘタになってお見送りして終了。最終年、がんばらないとね。
学生さんにも期待していますぞ。
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by river_paddling | 2007-02-20 19:03 | 大学での事
大学は今、卒論発表の真っ最中です。
金曜日が修士学生の修論発表会、今日明日と二日かけて化学科の卒論発表会。
8月の着任ですから、4年生はもう講義を受けることもなく各研究室で卒論、修士も言うに及ばず。となると、直接知っている学生はほとんどいないわけで、そういった場で質問するのもちょっと遠慮するし、新任の立場で厳しい質問をして「厳しい奴」という噂が流れるのも本位では無いのですが。それでもせっかくの発表で質問が無いのは寂しいものですから、何人かには質問などを。

昨年まで所属していた大学と違って類似分野で研究してる先生がほとんどいないので、かなり基礎的な質問をすることも多かったのですが、それが返って学生が本質的に理解して研究してるかどうかの確認になってしまったようで、凍ってしまった学生さんごめんなさい。進学する学生さんはいい機会と思って勉強してくださいね。

で、・・・明日は、・・・・うちの学生の発表です。何ーせ、新任教員の所はどんな研究をやって、どんな指導をして、どんな発表をやらせるのか、他の先生方も興味津々の模様なわけでー。



うん、初めて大学の教員となって、最初の指導学生の発表の時は、自分の発表以上に緊張したものですが、10年も続いて学会にも何度も連れて行きという経験の間に、日常として慣れてしまったようで、学生本人のやる気と努力を待ち。

わからない、という学生の声に、答えを教えるのではなくヒントになる資料だけ渡して、それで渡された資料を読んで自分なりに理解を進めていく姿を見て、おおお!大学生してる、と喜んでいる教員が一人。

知恵熱が出るほど一生懸命にやってるもよう。
まあ、ガンバレ!(^^)v
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by river_paddling | 2007-02-17 18:28 | 大学での事
研究室のホワイトボードに落書きをすることがはやっています。
流の会のSさんから頂きものの、カヤックで下る動画を見ていたのを後ろで見ていた学生が落書きを書いてました。
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何か、私、凄い悪人みたい。
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by river_paddling | 2007-01-29 18:49 | 大学での事
今年度のセンター試験は、昨年秋の必修の未履修問題が県内高校でも明らかになったり、リスニングが昨年度マスコミに叩かれた分、失敗できない、となったり、それなりに関係者の苦労が増えた試験でした。

私は今年は幸い監督を外れましたが、・・・理系の試験実施数が増えて、リスニングが増えて、受験生も大変ながら監督をする教員も裏方の事務員も結構の労働です。全国同じ条件で、と言う建前ですので、会場での説明の文句も一語一句センターの方から渡されるマニュアルに指定があります。注意事項も前年度のトラブルの対策が盛り込まれますので年々増えてるようです。

それでも無事終了。まだ、二次試験(個別試験)の前期と後期がありますが、一山越した感じになるのは、やはり全国一斉同一条件というプレッシャー故でしょうかね。

受験生の皆さん、結果はいかがでしたか。予想以上によくできた人も、失敗してしまった人も、二次試験に向けて頑張ってください。

大学教員は、卒業する4年生の研究をまとめるべく一時的に試験から頭を切り替えます。



・・・実は、監督をやっていない間、何をしていたかというと、前任の大学で指導していた修士課程の学生の修士論文をcheckしていました。この時期、修士学生の修了のための書入れ時でもあります。
年が明けて以来、正月三が日のんびり過ごした後は、休み無しです。ボチボチアウトドアしたい気分。
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by river_paddling | 2007-01-22 19:00 | 大学での事

HP

学生さんに研究室のホームページを作成してもらいました。
正確には、私が以前つくったのがあるのですが、デザイン的にも、内容的にも、余り面白くないものでしたので、3年生が配属の講座を選ぶ時期になったのを機に、個人でホームページ作ってると以前話していた学生に改めてお願いしてみたのです。10月配属直後に頼んだ時は、「おそれおおい」オーラ全開でしたが、研究室にすっかり馴染んだ今回は喜んで作ってくれました。

出来上がりにも満足。リンクしたいところですが、一応このブログは匿名で運営してることになっているので、内緒にしておきます。

雨も降ってたし、お礼を兼ねてピザを注文。おいしかったですが、その日一日中研究室の中から廊下にピザの濃い匂いが漏れていましたとさ。



PS
このブログでも話題にした裏山登り、学生目線で書いてくれたのも掲載されています。
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by river_paddling | 2006-12-13 21:03 | 大学での事
私の大学の研究室は2階で北向きなのですが、秋になり12月に入って木々の葉も落ちてきて空気も澄んでくると、岩登りの練習くらいはできそうな岩場のある、山頂には白い人造物の見える山が気になります。
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冬枯れで展望も開けるのではないかとちょっと期待。

学生を誘って、天気の良い午後に、登ってみました。隣の先生に声をかけると、忙しいから・・・、とのことですが、学生も一緒との話しに、張り切って同行。既に何度か登ったことがあるそうで、案内してあげるよと。登り口がよくわからなくて、適当にあたって見ようという話だったので助かりました。

ちなみに、裁量労働制が採用されてますので、気分転換のこういった中抜けは特別な手続き無しでできるのが大学教員。うらやましい?と思うかもしれませんが、裁量労働制のおかげで、確実に給与のつかない残業時間は増えてますけど。

お寺の裏から山道があって、岩場の基部をかすめて道が続いています。山頂近くになると展望も開けて、ようやく到着した山頂は、鳥居が立ってたり碑が立ってたり。そして予想通りの素晴らしい展望。職場が見下ろせました。
f0115851_2015613.jpg

くだりは裏側から。小一時間のちょっとした気分転換でした。

追伸
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Tracked from Blog技術委員会 at 2006-12-01 20:20
タイトル : 迷惑トラバでお困りの方へ
委員会では迷惑トラックバックを完全にシャットダウンするネットワーク構築に成功しました、詳しくは当Blogをご覧ください...more
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こんな感じのTBが入っていましたが、どうも怪しげなので削除しておきました。
リンク先は
hiromumumu.1ch.cx
210.233.74.166

まっとうなTBだったら申し訳ないが、疑われても仕方がないでしょう。
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by river_paddling | 2006-12-01 20:18 | 大学での事