減量実施中。
先週末66kg到達。今週は66~67kgで、週末は安定して66kg。月末65kgは一応達成の可能性は高そう。
環境化学の講義で、やっぱり気になるのはマスコミの報道の仕方。マッチポンプのように問題を大きくしようとしてるようにしか見えないのよね。
<妊婦死亡>7病院に受け入れ拒否され手術3日後に 東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081022-00000036-mai-soci
たとえばこんな記事のタイトル。
ここら辺が最初の報道のようですが、受け入れ拒否されたから死亡した、という批判のバイアスを読者にかける印象を受けませんか?
そして「拒否」という言葉。本来受け入れるべきところを断ったというバイアスがかかりませんかね。実態は受け入れ困難、受け入れ不可能だったというところでしょう。
タイトルにこれだけ偏見に満ちた内容を入れて何を伝えたいんだろう?いまだにタライ回しなんてことば使った記事も配信されているし。
で、東京都知事の石原さんいいこと言ってる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000577-san-soci
--墨東病院で妊婦が死亡した問題で、舛添厚労相が「都には任せられない」と発言したが
「と、いうところまでは承知している。その後のところが大事なんだよな。あの人はね、大見得(おおみえ)きったつもりでいつも空振りするけどね、今度も現場に行ってですね…まあ、こういう発言するときは、現場を踏んでね。起こった事態の事実ってものをちゃんと分折して掌握したうえで物を言ってもらいたい。一国の大臣なんだから」
「年金の問題でもいつも大見得切るけど、いつも空振り。結局なんか、彼が国のけしからん役人を代弁してるみたいな印象にしか写らないじゃないか。今度も何の思惑か知らないけどね、病院に行って事態聞いたあとで、話随分トーンダウンしたじゃないですか。しかもですな、事態を掌握していない証拠はね、これは医療事故ではないんですよ。それだったらね、ただね、お産というのは非常に危険な作業でね、かつて昭和30年代のはじめのころには死亡率が高かった。今まあ、その10分の1に減りましたがね。そういう今度の場合は非常にレアケースでね、妊婦ご自身が脳出血をした。これは30歳代半ばは、そういう事故が割と頻発する年代らしいんだけども、具合悪いことに出産と一緒に重なりましてね。当人は自分に何が起こっているのかわかりっこないんだから。頭が痛い、痛いっていうのに、『私、脳出血です』とは言わないよ。それは医者が判断すること」
「しかし、その頭痛に関してどういう会話があったかわからんけどね。結局、最後は脳出血で手術をしたわけでしょう? ですから、そういう事態を踏まえて物言ってもらいたいんでね。東京に任せてられないんじゃない。国に任せていられないんだよ。厚労省の医療行政が間違ってきて、お医者さんがこういう体たらくになった。足りない。足りないだけじゃなしに、まあ、高福祉高負担というのは当然だけど、日本の場合には高福祉低負担だ。それがまかり通ってね、患者も非常に注文が多くなって、お医者さん非常に苦しい立場で。昔はなかったような医療裁判にさらされて、だんだんなりたい人がなくなってきた。こういう事態つくったの国じゃないですか。国に任せていられないんだよ。誰がやったんですか?国に任してたからこういうことになっちゃったんだよ。反省してもらいたいのは厚労省で、今担当のその大臣様だね。物言うならもう少し冷静に頭冷やして物言った方がいいと私は思いますけども」。
--新しい取り組みは考えているのか
「これはね、本当にレアケースなんですよ。ですからね、こういう万が一の事態ってのはなかなか想定しにくいんでね。それでもやっぱりお医者さんの数が多かったら、ここまで至らなかったかもしれない。それに医者の数増やすのは国の責任だから。東京は東京なりにですね、いろんな誘致をしてますよ。だから、他の県からうらまれているフシがあるけど、それでも絶対数が足りないんでしょ。赤ん坊を産む産科と、産んだ子供を育てる小児科がね、絶対的に医師が足りないということはね、これやっぱり国の責任じゃないですか。舛添くんしっかりしてもらいたいよ、ほんとに。あまり国に任してられないね」
国も失政を認める、マスコミもバイアス報道を反省する、ってこと真摯にやらないと、こんなこと続報を次々に出すような報道して騒ぎにするよりやることはいくらでもあるのではないかい?現場の医師の情報の伝達の言った言わないに話が矮小化されてきてるようでなんだかなあ。
10月26日 追記
報道では、担当医が正しく症状を伝えたのか、とか、当直医が一旦は断ったことの是非とか、そんなことが相も変らずネチネチ取り上げられてるけど、結局は「絶対数が足りない」、これにつきる。
何故そうなったのか、「厚労省の医療行政が間違ってきて」そして「日本の場合には高福祉低負担だ。それがまかり通ってね、患者も非常に注文が多くなって、お医者さん非常に苦しい立場で。昔はなかったような医療裁判にさらされて、だんだんなりたい人がなくなってきた。」当たり前の話が出たとたん、報道が止まったかな?この先はその速度を加速させ続けたメディアに対して批判が出るのはわかってるからね。そしてモンスターペイシェント問題。一人一人の納得いかないの訴訟と、医を萎縮させる判決の積み重ねが現状を作り上げていたという問題に直面して、報道は何が出来るか。うやむやなまま別の話題に飛びついて、ってところだろうか。
先週末66kg到達。今週は66~67kgで、週末は安定して66kg。月末65kgは一応達成の可能性は高そう。
環境化学の講義で、やっぱり気になるのはマスコミの報道の仕方。マッチポンプのように問題を大きくしようとしてるようにしか見えないのよね。
<妊婦死亡>7病院に受け入れ拒否され手術3日後に 東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081022-00000036-mai-soci
たとえばこんな記事のタイトル。
ここら辺が最初の報道のようですが、受け入れ拒否されたから死亡した、という批判のバイアスを読者にかける印象を受けませんか?
そして「拒否」という言葉。本来受け入れるべきところを断ったというバイアスがかかりませんかね。実態は受け入れ困難、受け入れ不可能だったというところでしょう。
タイトルにこれだけ偏見に満ちた内容を入れて何を伝えたいんだろう?いまだにタライ回しなんてことば使った記事も配信されているし。
で、東京都知事の石原さんいいこと言ってる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000577-san-soci
--墨東病院で妊婦が死亡した問題で、舛添厚労相が「都には任せられない」と発言したが
「と、いうところまでは承知している。その後のところが大事なんだよな。あの人はね、大見得(おおみえ)きったつもりでいつも空振りするけどね、今度も現場に行ってですね…まあ、こういう発言するときは、現場を踏んでね。起こった事態の事実ってものをちゃんと分折して掌握したうえで物を言ってもらいたい。一国の大臣なんだから」
「年金の問題でもいつも大見得切るけど、いつも空振り。結局なんか、彼が国のけしからん役人を代弁してるみたいな印象にしか写らないじゃないか。今度も何の思惑か知らないけどね、病院に行って事態聞いたあとで、話随分トーンダウンしたじゃないですか。しかもですな、事態を掌握していない証拠はね、これは医療事故ではないんですよ。それだったらね、ただね、お産というのは非常に危険な作業でね、かつて昭和30年代のはじめのころには死亡率が高かった。今まあ、その10分の1に減りましたがね。そういう今度の場合は非常にレアケースでね、妊婦ご自身が脳出血をした。これは30歳代半ばは、そういう事故が割と頻発する年代らしいんだけども、具合悪いことに出産と一緒に重なりましてね。当人は自分に何が起こっているのかわかりっこないんだから。頭が痛い、痛いっていうのに、『私、脳出血です』とは言わないよ。それは医者が判断すること」
「しかし、その頭痛に関してどういう会話があったかわからんけどね。結局、最後は脳出血で手術をしたわけでしょう? ですから、そういう事態を踏まえて物言ってもらいたいんでね。東京に任せてられないんじゃない。国に任せていられないんだよ。厚労省の医療行政が間違ってきて、お医者さんがこういう体たらくになった。足りない。足りないだけじゃなしに、まあ、高福祉高負担というのは当然だけど、日本の場合には高福祉低負担だ。それがまかり通ってね、患者も非常に注文が多くなって、お医者さん非常に苦しい立場で。昔はなかったような医療裁判にさらされて、だんだんなりたい人がなくなってきた。こういう事態つくったの国じゃないですか。国に任せていられないんだよ。誰がやったんですか?国に任してたからこういうことになっちゃったんだよ。反省してもらいたいのは厚労省で、今担当のその大臣様だね。物言うならもう少し冷静に頭冷やして物言った方がいいと私は思いますけども」。
--新しい取り組みは考えているのか
「これはね、本当にレアケースなんですよ。ですからね、こういう万が一の事態ってのはなかなか想定しにくいんでね。それでもやっぱりお医者さんの数が多かったら、ここまで至らなかったかもしれない。それに医者の数増やすのは国の責任だから。東京は東京なりにですね、いろんな誘致をしてますよ。だから、他の県からうらまれているフシがあるけど、それでも絶対数が足りないんでしょ。赤ん坊を産む産科と、産んだ子供を育てる小児科がね、絶対的に医師が足りないということはね、これやっぱり国の責任じゃないですか。舛添くんしっかりしてもらいたいよ、ほんとに。あまり国に任してられないね」
国も失政を認める、マスコミもバイアス報道を反省する、ってこと真摯にやらないと、こんなこと続報を次々に出すような報道して騒ぎにするよりやることはいくらでもあるのではないかい?現場の医師の情報の伝達の言った言わないに話が矮小化されてきてるようでなんだかなあ。
10月26日 追記
報道では、担当医が正しく症状を伝えたのか、とか、当直医が一旦は断ったことの是非とか、そんなことが相も変らずネチネチ取り上げられてるけど、結局は「絶対数が足りない」、これにつきる。
何故そうなったのか、「厚労省の医療行政が間違ってきて」そして「日本の場合には高福祉低負担だ。それがまかり通ってね、患者も非常に注文が多くなって、お医者さん非常に苦しい立場で。昔はなかったような医療裁判にさらされて、だんだんなりたい人がなくなってきた。」当たり前の話が出たとたん、報道が止まったかな?この先はその速度を加速させ続けたメディアに対して批判が出るのはわかってるからね。そしてモンスターペイシェント問題。一人一人の納得いかないの訴訟と、医を萎縮させる判決の積み重ねが現状を作り上げていたという問題に直面して、報道は何が出来るか。うやむやなまま別の話題に飛びついて、ってところだろうか。
#
by river_paddling
| 2008-10-25 00:18
| 日常